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2010年7月8月


8/20 南紀、那智クロカン報告

7/25 高知クロカン報告

7/8 高野会員 事業用操縦士免許を取得







 


 




   

 南紀、那智クロカン報告
 
 8月19日から20日まで南紀白浜空港に行ってきました。 メンバーは千田さんと園田さんと高橋です。 当日は前日までの晴天が一変し白浜まで2日間とも雲の多い天候になってしまいました。 特に浜松、尾鷲にはレーダーエコーがあり雨が降っている様子。 また、静浜基地北側の駿河湾には臨時訓練空域のノータムが出ていて通過できず大島、下田経由に。  相模湾で高度を上げると時折海岸線が見えましたがずっと雲上フライトになりました。 1時前、南紀白浜に着くとキレイに晴れていました。  

 給油、食事の後、レンタカーを借り一路潮岬へ10数年前に来た時より道路がまっすぐになっていて快適なドライブです。 1時間半ほどで潮岬到着、本州最南端の証明書を貰い展望台から見ると潮岬灯台や岬を行き交う大型船が忙しそうに行き交っていました。
 続いてそこから少し行った所に橋杭岩と言うのこぎりの歯を逆さにしたような奇岩の海岸があってハイビスカスの花が咲いていました。
そこから30分ほど行くと今回の目的の那智の滝に着きました。 入り口の鳥居を越すと長い石段があって普段運動していない人にはこたえます。  やっとのことで到着と思ったらその上にまた階段がありました。 133メートルの高さは日光の華厳の滝より高く迫力がありみんな満足のようでした。 見終わって入り口に戻ると前には熊野那智大社がありお参りすることに、所がまた階段があり高度差100メートルを登ることにやっとのことで本殿に到着、上からの那智の大滝も感動ものでした。 また、大社のシンボル3本足のヤタガラスもあって歴史を感じました。
 6時過ぎホテルに到着、すぐに町に出て夕食。    まずはビールでのどを潤し、土地柄魚がおいしく鯨の刺身もありました。 その後、ホテルに戻りゆっくりと温泉につかり疲れを取りました。

 翌日は7時過ぎ朝食を食べ、新宮市へこのあたりは神武天皇の東征の伝説や中国から不老不死の薬を求めて来訪してここに住み着いてしまった徐福の話もあり興味深いところです。  しばらく走って山側に入ると熊野本宮大社があってまたまた階段の登坂が必要です。  本社に着くと重厚な作りの本殿がありました。 みんなで旅の安全を祈願しました。   ここにもヤタガラスの旗が立っていました。
 那智勝浦から3時間ほどで南紀白浜に戻り少し時間があったので、白ら浜、円月島、三段壁などを急いで見学。  空港で食事の後、1時ころ南紀白浜空港を離陸、昨日より雲が高く最高1万1千フィートになっていました。  浜松、大島、木更津を通り4時前竜ケ崎に到着。

 今回はいつもクロカンはフライトが中心でしたがたまにはゆっくりと観光も楽しもうとレンタカーを借りて那智、新宮を一回りしました。
しかし、フライト中心のクロカン同様、地上でも結構忙しくなってしまって、やはり何でも見てやろうとする貧乏性は抜けないようです。


南紀白浜に到着

本州最南端 潮岬灯台が見える

橋杭岩の奇岩 赤い花はハイビスカス

那智の大滝

高さは迫力がある

熊野本宮大社にもシンボル 3本足のヤタガラス

白浜名物円月島


白浜名物 三段壁






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 高知クロカン報告

 7月24,25日と高知空港に行ってきました。 メンバーは計器証明をお持ちの河合会員と高橋の2名です。 
翌日の天候が心配されましたが早めに帰れば大丈夫との予想で出かけました。 当日は風も無く朝から30度を越える猛暑の中、中継地の南紀白浜を目指して竜ケ崎を離陸しました。 汗だくの離陸ではありましたが5千フィートを超えると天然冷房が効き始め巡航高度6千5百フィートでは快適な環境になりました。 南紀白浜までは3時間地上気温は33度を超えていました。 給油、昼食の後、いよいよ高知に向け離陸です。しかし高温で空気密度が薄いせいかスピードがなかなか出ません上昇率も普段の3分の2程度の感覚でした。 山越えもさほどの雲も無く1時間ほどで高知空港に着陸。

 河合さんの手配してくれたレンタカーで市内見学です。 本当は桂浜が近いのですが最初は5時には閉館になる高知城の見学です。 結構高い場所にあって天守閣まで行くの一苦労の汗だくでした。 帰り際にゆずのアイスクリームを食べながらの下山になりました。 今度は市内を抜けて桂浜、今流行の竜馬像の見学です。 思ったより大きく高かーい土台に乗っていて顔を見るのも一苦労です。 そこを見てから海岸に下りると有名な桂浜、日が陰りはじめ観光地の夕暮れが迫ってきました。  また市内に戻りホテルにチェックイン、早速夕食をしに外に出ました。 10分位の所に「日本の三大がっかり」の一つと誰かが言っていた「はりまや橋」がありました。 しかし土曜日で人出も多く周辺もすっかり整備されそれなりの観光地になっていました。 その近くで河合さんお勧めの高知名物「皿鉢」をビールを飲みながらつまみました。 宿に帰り屋上に露天風呂のあるホテルで気分もリラックス。

 翌日は成田のTAFが午後の予報で雷雨と出ていて心配で7時半に宿を出て急いで帰ることにしました。 もし竜ケ崎に着陸出来ない時の代替空港は静岡空港に決めて出発しました。 途中名古屋で給油をし天候を調べましたがまだレーダーのエコーは出てはいませんでしたが帰りを急ぎました。 1時半頃竜ケ崎に着陸してみると雷雲も無く薄雲り、雷雨は夜になりました。  

 今回は真夏のクロカン午後からの雷雨も予想され代替空港も決めてのどきどきのクロカンでしたが河合さんの緻密ですばらしいプランに乗っかってリラックスしたクロカンに行くことが出来ました。 快適なクロカンは綿密なプランにあるようです。


途中、雷雲の卵がいっぱい

土台が高いぞ竜馬像

名勝 桂浜で

高知城は丘のまた上

高知名物「皿鉢」

はりまや橋の河合さん かんざしは買わなかった。



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 高野会員 事業用操縦士免許を取得





 先月 6月17日高野会員は本田飛行場にて見事、事業用操縦士免許に取得されました。  

事業用試験は昨年の草房会員についで二人目の合格です。

 高野会員は3年程前には計器飛行の資格も取得していて2度目の快挙でクラブとしても大変嬉しい限りです。
                 
            


           おめでとうございます!

  



   事業用操縦士取得体験

                                                     高野圭司


 当初の試験日は、5月の下旬に予定されておりましたが、あいにくの悪天のため延期となり、6月17日に、運良く取得することが出来ました。セスナ172P型で、埼玉県にて受験いたしました。

 訓練期間はのんびりと1年半位、時間は40時間強でした。
飛行機について考える事は苦ではないので、より上達したい!が受験動機でした。
とはいえ当日まで、押しつぶされそうな気分ではありましたが。

 試験当日は、4時間以上の長時間フライトになりますので、体に無駄な力を入れないようにしました。また、先を急ぐあまりに雑にならないように、ひとつひとつ確実な操作を心がけました。
NAV課目は、福島空港往復でしたが、クラブの皆様と飛ばせていただいている空域ですので、おかげさまで順調にフライトすることが出来ました。

 学習ですが、性分的に資料を集めて並べるのは嫌いではないので、割と幅広く収集いたしました。新しい発見、知らなかった事柄がいろいろと出現して、とても楽しかったです。ただ、それらが身に付いているかどうかは、自信はないのですけれど。

 飛行機の運航は、自分などは飛ぶごとに、もっと上手に出来たのでは? の繰り返しなのですが、当クラブで皆様と御一緒に、責任持ったフライトをすることによって、技量が向上していたと実感いたしております。

また、ロングクロカンなど貴重な体験をさせていただき、これらの経験が、今回の結果に繋がったと、心から感謝申し上げます。

 

今後も、よろしくお願い申し上げます。







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