コラム 10周年記念 

この10年間のクラブの思い出


                                        2006/4/14         菅澤 幹雄

 クラブ発足から間もなくは、飛ぶこと自体が楽しみで(今でも楽しみですよ)ロングクロカンも良く参加させていただきました。自分が十歳若かったことと(当たり前だな)、家族も若かったので、ステイを伴うロングクロカンも問題なく参加できたからです。

 その頃行った場所は、北海道札幌、佐渡島、南紀白浜などでした。何れもプライベート旅行でも行った事が無い所で、始めて訪れる観光地は何を見ても新鮮でした。なにせ、足はパイパーですから、ただ一目散に目的飛行場を目指しているわけでも無く、飛びながら途中の景観も楽しめるわけです。狭い日本とは言いながらも、上空から見る景色は殆どの場所が始めてみる景色でした。

その中でも記憶に残るのは南紀白浜で見たゼロ戦(琵琶湖に落ちていたのを修復したそうです)と人間魚雷回天(だったと思うが)、戦艦ヤマトの76センチ砲弾(これも、だったと思うが)その他の戦争博物館が記憶に鮮明です。南紀白浜にそのような博物館があるとは誰も知りませんでしたが、宿泊した民宿(だったかなぁ)のお勧めで行ったように記憶しています。メンバーは高橋さん、独身時代の河原さんでした。(当時の私は妻帯者でしたが)

はじめの方で触れてるように、クロカンで訪れた所は、行く所、見るところ初めての場所だらけで、このクラブに所属していなかったら一度も足跡を残せなかったと思います。大島や新島等の極近場であったとしても、チェロキーやカデットが無ければ、そう簡単に行ける場所でもありません。これからも、可能な限り空を楽しみたいと思います。クラブ員の皆さん、今後もよろしくです。




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