コラム
関西周遊フライト同乗記 
                     
2007.4.16   近藤裕美子 



 八尾空港を飛び立つと大阪の街が見えた。
前夜ミナミに行き銀座や渋谷とはまた違う熱いエネルギーに圧倒されたが、空から見てなるほどとうなずける。ビッシリとビルとマンションが詰め込まれていてナニワパワーがガンガン押し寄せてくるのが感じられる。


 川に沿ってしばらく飛ぶと平城京。これまた目で見てつくづく納得の鄙びた風景・・・おっとりとして・・ゆったりと時が流れ今に続いている。   しばし、いにしえの京に心をはせた。


 そして平安京。碁盤の目のように造られているというのは本当だった!
京都御所や二条城は遠くからでもすぐわかる。立派だわぁ。それにそこここにお寺がたくさんある。あっ、あれは清水の舞台?
時の権力が集中していて活気がありにぎわっていたことは容易に察せられる。
昔、学校で歴史の先生から教わったことは嘘じゃなかった。(笑)


そこから北西に向けて飛ぶ。

 それにしても山の稜線に等間隔で鉄塔が並んでいるのが面白い。電線で手をつなぎどこまでもどこまでも山を越え谷を越え・・。
こんな人里離れた山の中にどのようにして鉄塔を建てたのか。そして私達の生活を根本のところで支える為にどうのようにして現在も絶えずメンテナンスし続けているのか。

 飛行機からはその存在すら確認できないほど小さな人間の無限の可能性に喜びを感じ、そしてそれを支えてくださっている方たちに心から感謝した。


 いよいよ天橋立が見えてきた。
天に架ける橋! 
自然の造った超一級芸術作品!
それ以上に何が言えようか。

H夫妻、K氏、そしてT氏に心から感謝、感謝!


 そして姫路城、国宝白鷺城を目指す。
ハッキリ、クッキリ、端正な面立ちのお城がよ〜く見えました。何しろ格好いいんです。ミーハーな私は「ここが時代劇のタイトルバックになるのよねえ。そうよねえ、お城だものねえ。本物だものねえ。」と感動。



 そして瀬戸内海へ。
巨大タンクやら倉庫やらクレーンやら・・・・。これまた社会科の先生のおっしゃった通りだと納得。
それにしても空からみるとその市、町の特色が一目瞭然なのには驚く。
自慢じゃないが当時は教科書読んでも、そうかしらねえ、くらいにしか思えずピンと
来なくて全く頭に入らなかった。

 きれいなきれいな瀬戸内海。緑の島。海はそれこそ鏡のようなベタ凪。
あっ、海に切り傷? 真っ赤な血が・・・
赤潮だった。ショックだった。
知ってはいたがこんなにもハッキリとわかるとは!

 人間の無限の可能性の喜びと傲慢。
自然への畏敬の念の大切さをしみじみと思う。


 と粗末な頭で色々なことを考えているうちに高松空港に到着!
空港が「さ ぬ き」と芝生の巨大な文字で歓迎してくれた。

 ありがとう、ありがとう、私、幸せ!


ページトップへ

 

 

© COPYRIGHT 2006 ALL RIGHTS RESERVED RIVERSIDE AERO CLUB