コラム
鹿部クロカンに参加して    2002.10.24   廣田正純

 クロカン、その言葉は私にとって、とても懐かしく又わくわくさせる響きを持っています。
30年前オートバイで世界を回って入る時、各国で行われていた草レース(クロスカントリー)に何度か参加したことが思い浮ばれました。  
 砂漠を走っても、山の向こうは雨であったり山岳地帯を越える時、キャブのメーンジェットやプラグをいくつかもっていったりなど、スタート前のわくわくさせる気持ちが全身を湧き立たせたものでした。

 今、飛行機でのクロカンに参加して、オートバイの時と違って気象が命を左右するほど大きな要素を占める為、気象の解析には十分時間をかけエンジン点検、所持品などのチェックと、しだいに出発前の緊張感を楽しみました。 
 上空においてはON TOPでの飛行やフードでの計器飛行訓練など、その緊張感を楽しみ又積雲のまわりをあたかも蔵王の樹氷の中をスキーしているように、スラロウムしながら飛びつづけその気分は最高、ストレスゼロの世界です。 又雲がどんどん作られていく様子を目の前で見せられてまるで子どもが雪遊びしているようでした。 そして雲の合間から見える紅葉は、この時期ではのものでその見える角度も感動もので何か映画の世界に入りこんだみたいです。  
 最後に飛行後の露天風呂と酒は疲れた神経を癒してくれ、最高のクロカンでした。
 これからも積極的に参加するつもりです。

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