2003年11月12月のトピックス
12/23 能登クロカン報告
12/6 クラブ忘年会開催
      クラブ今年の出来事大賞に
        河原真理さんのコラムが受賞
11/16 山形フライト報告




 







 


 

   

 

 


 








 

 

能登クロカン報告

白馬岳と大雪渓

 今年の7月7日の空港開港から何度か計画した能登クロカンも天候のため取りやめになっていましたが、今年ぎりぎりの12月23日にやっと行くことが出来ました。
 関東地方は雲ひとつない天気で日本海側には雪雲があるとの予報にクラブ唯一の気象予報士湯浅さんは今日は大丈夫との予報。もし日本海側に抜けられなければ松本に変更するという計画で出発しました。
 浅間山を高度1万フィートで通過し戸隠、妙高高原を右に見て正面に北アルプス白馬岳が見えてきました。山脈には少し雲もありましたが最高の天気です。 糸魚川あたりも雲もなく良い天気無事日本海に抜けられそうです。湯浅さんを信じたかいがありました。北アルプスを充分見学した後、日本海に出て見ると3〜7千フィートの雲がありました。
 それではと1万から3千フィートに降下雲の下に出ました。 少し雨に降られたものの視程も良く程なく新品の能登空港に到着。エプロンには1機もいませんでした。 向かい風が強く2時間予定が2時間30分かかってしまいました。
 
 昼食の後、1時半過ぎ能登空港を離陸、妙高高原を北側から見て志賀高原を抜けます。この辺はスキー場だらけ、横手山、渋峠上空から白根山の湯釜が神秘的な湖水の色をたたえていました。 帰りは追い風でDMEの速度計でも140ノット出ていました。 1時間45分のフライト。
 
 今回は今年天候のため4〜5回中止された能登クロカンが嘘のような好天気、浅間、妙高、北アルプス、志賀高原、白根山の湯釜などの雪景色が見られ大満足の一日でした。

写真集
@ 浅間山頂の迫力
A 戸隠、妙高高原も雪の中
B 白馬村と八方尾根
C 白馬岳周辺の山々
D 妙高山はドーム状
E 穂高から白馬までの北アルプス全景
F 新品の能登空港ターミナル、1日2便ではもったいない
G 帰りの機長は湯浅さんコパイは菅沢さん
H 志賀高原、高天原、奥志賀高原スキー場
I 志賀高原、横手山スキー場
J 白根山湯釜周辺は白銀の世界



             
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クラブ忘年会開催

   

 12月6日、毎年恒例のクラブ忘年会が11名出席のもと茅場町で開催されました。
早速、会長挨拶、会計報告終了の後、今年第2子が誕生した矢萩さんの音頭で乾杯し次第に酔いが回って口も滑らかなって話がは弾みます。 各自のフライト中の秘密のエピソードなど楽しい懇談となりました。

  
クラブ今年の出来事大賞に河原真理さんのコラムが受賞


 話が盛り上がったところで今年初めて設定されたクラブ今年の出来事大賞の選考が行われました。 クラブホームページの投稿記事やクラブに協力していただいた12件の中から今年は河原さんの奥さんから投稿があったコラム「
九州クロカンに乗せて頂きました」が11票中9票の多数を持って選出され大賞を手にしました。 真里さんの書いた楽しい文面や機内のイラスト「楽しいクロカンでした」が決め手になった様です。 
 似顔絵を書かれた会員の感想は本当はもっといい男だとの異論も出ましたが家族や会員もそっくりだとの反論に仕方なく納得されたようです。

 お開きの後、会長以下カラオケに繰り出しました。 大賞を逃した悔しさか皆さん大声を出して歌っている姿が印象的でした。

(真里さんのコラム参照)  




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山形フライト報告
 

  1116日、高野、河合の新人両名で山形へ行ってまいりました。

 RACのベテラン会員を交えず、新人のみでのJA4063のフライトは初めてなので、朝8時過ぎには龍ヶ崎に到着し、weather、ルートの確認を念入りに行います。通常のフライト準備もさることながら、まだ不慣れなRACの書類上の手続き等にヌケがないよう二人で確認した後0925エアボーンです。

 当日は移動性高気圧に覆われ関東地方の天気は概ね良好、霞ヶ浦の管制圏を通過し、4500ftまで上昇、那須VORを目指します。途中筑波山を通過した付近にはたくさんの熱気球も浮かんでおり、このあたりの天気と気流が良好であることが感じられます。気球を少し避けながら那須VOR-RJSF上空へと順調に飛行します。

 RJSF上空あたりからは少しずつ雲も増え、雲の下は気流も若干悪くなってきました。

 そうこうするうちに、福島フライトサービスとコンタクトしつつ、ふくしまスカイパークをオーバーフィールド。本日のパイロット両名はこの飛行場への着陸経験がありませんが、上空から見たところ、崖の上に飛行場がへばりついているような感じのところで、着陸するとなるとなかなか手ごたえがありそうです。いつかまたこの飛行場にも遊びに来たいと思いました。

ここから先は山岳地帯の飛行となりますので、既にBKN状態の雲と山の間のクリアランスを慎重に見極めながらのフライトです。谷間の低い所をぬけて山形盆地に出るとひと安心です。RJSCではTGL1回させていただきました。あまりトラフィックの多くない空港ではありますが、ちょうどこの時間帯、定期便の到着が重なり、ダウンウィンドでホールドした後フルストップしました。

到着後はちょうどお昼の時間でしたので、タクシーに乗って、このあたりでは有名らしい「伊勢そば」とういうおそば屋さんに行き、名物の歯ごたえ抜群(かなり硬い?)のおいしいてんぷら蕎麦を食べた後帰路につきました。



 当初の予定は、蔵王山−桧原湖−磐梯山−会津若松−猪苗代湖−日光との構想でありましたが、このシーリング状況では叶わず、地味に、上山−高畠−福島−小野−大津港−大洗港のコースをやむなく選定しました。

再びTGLを1回させていただき、4500ftでレベルオフ、山形新幹線沿いに南下、左側には蔵王温泉街も遠めにインサイト出来ました。本日は、この山形よりも北方は、雲も厚くまさに冬到来の状況です。これから秋田、庄内方面に向けて飛行は難しい感じでした。ただ、東、南方は往路に比べても、さらに穏かになりまして、十分安全です。本日の中通りの北限は山形ですぅ〜って感じでした。福島フライトサービスは、予想以上にしっかり行なわれてまして、トラフィックインフォメーションも細かく入れていただきました。ありがたい事です。おまけに外気温も聞いてきました。マイナス6℃でした。念のため、ピトーヒーターは入れてあります。福島から大津港にかけては、すごく人口密度が少ないと思われる高原で、地上からは、まず訪れることがないであろう地域です。こうして、上空から訪問するというか、覗き見るというか、小型機の醍醐味と感じてます。大津港から海岸沿いに、もちろん原発を避けるため、海上を南下しまして、百里のレーダーに敬意を払い、(かなりヒマそうでした)北東方面からの龍ヶ崎へのアプローチの目印を、霞ヶ浦の地形特徴から、二人でメモリーして、1545にランディングしました。こうして、上空から景色を眺めて、向こうで名物の食事をして、飛行の技に磨きをかけて(って程のことはありませんが、、。)楽しい1日でした。

クラブに入会させていただけたことを、心から感謝しております。また、今後も、皆様と御一緒に、末永く飛行機を楽しんでいきたいと願っております。同乗など、気軽に声をかけてくださいませ。よろしくお願いいたします。

                             河合、高野




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